tomcatのインストールと起動
tomcatを入れて動かすところまで
※ [任意]は必須ではない
JRE:Java Runtime Environment
javaプログラム実行時に必要なライブラリ群。
実行に必要。
JDK:Java Development kit
コンパイラやソース・ライブラリの集まり。
開発に必要。
環境変数の設定
コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>左のほうに出てる「システムの詳細設定」をクリック。
システムのプロパティ画面が出てくるので>「詳細設定」タブ>「環境変数」ボタンをクリック
・JAVA_HOME=${jdkがインストールされた場所}
例:C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_25
・PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%
※元々書かれているものは消さずに、最後に追加する。
C:\aaa;C:\arashi\member;・・・というふうに半角セミコロンで区切る
java -version でバージョン情報が表示されればOK
■Tomcatのインストール
環境変数の設定
・CATALINA_HOME=${tomcatをインストールした場所}
例:C:\apache-tomcat-7.0.59
・[任意]CATALINA_OPTS=-XX:MaxPermSize=256m -Xmx1024m -ea
(Tomcatに割り当てるメモリを増やす)
[任意] 管理ページを使えるユーザーの作成
tomcat_users.xmlに以下を追加
起動確認
・%CATALINA_HOME%\bin\startup.batでtomcat起動。
javaのアイコン付きのコマンドプロンプトが表示される。
・ブラウザ(FirefoxとかInternet Exprolerとか)で http://localhost:8080/ を開き、
Tomcatのスタートページ(へんなネコみたいのが書いてあるページ)が表示されればOK
【トラブルシューティング】
・startup.batを起動しても一瞬だけコマンドプロンプトの画面が出て消えてしまう
*****原因その1:パスの設定ミス
原因を特定するためログを出してみる。
>>1.コマンドプロンプトでstartup.batがある場所に移動
例:cd C:\apache-tomcat-7.0.59\bin
2.以下を入力
startup.bat > startup(ここは何でもOK).log
-左のファイルを起動して、右のファイルに実行結果を書き込むという処理。
startup.logを確認してみる。
私の場合、以下のようなログが出ていた。
Using CATALINA_BASE: "C:\apache-tomcat-7.0.42"
Using CATALINA_HOME: "C:\apache-tomcat-7.0.42"
Using CATALINA_TMPDIR: "C:\apache-tomcat-7.0.42\temp"
Using JRE_HOME: "C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_25"・・・・★
Using CLASSPATH: "C:\apache-tomcat-7.0.42\bin\bootstrap.jar;C:\apache-tomcat-7.0.42\bin\tomcat-juli.jar"
★のところに注目すると、JRE_HOMEを使うと言ってるのにjdkの場所を参照してしまっていた。
⇒環境設定でJREの場所を設定。
新規追加で、変数名:JRE_HOME、変数値:C:\Program Files\Java\jre7(jreの場所)
上記ではjreのパス設定ミスだったが、他にもjdkやCATALINA_HOMEの設定ミスの場合も考えられる。
- 途中に半角スペースが入ってしまっていないか
- 複数パスを追加するときセミコロン(;)がぬけていないか
- ホームページとかブログの例をそのままそっくり移して、自分の環境と異なっている点でエラーになっていないか
等を確認してみる。
*****原因その2:ポートの競合
ポート番号・・・外部とデータを入出力するときに、通信先のプログラムを特定するための番号
Tomcatはデフォルトで8080というポート番号を使うようになっているが、
この番号が既に使用されている場合は起動に失敗する。
Oracleとか入れたりすると、8080を乗っ取って使っちゃうみたい。
⇒Tomcatで使うポート番号を変更する
%CATALINA_HOME%\confのserver.xmlを編集。