文系seの備忘録

Excelの改行でひたすらスペースを打っていた機械音痴の文系seが日々の備忘録を綴る。

linuxにoracleを入れてsqlplusを起動する

1.sqlplusのダウンロード

Instant Client downloads for Linux x86-64
oracleのアカウント登録が必要。

rpmというコマンドでインストールする。
# rpm -ivh oracle-instantclient12.1-sqlplus-12.1.0.2.0-1.x86_64.rpm
zipファイルみたいに圧縮されててサーバーから展開することも可能なコマンドです。

ダウンロードする場所は/opt/app/oracleあたりでいいかと思います。

んで、これをやったら
「エラー: 依存性の欠如:」
と言われました。あーめんどくさ!
なんか足りないものがあるようですが解凍したいだけなので一時的に解決させときます。
# rpm -ivh --nodeps oracle-instantclient12.1-sqlplus-12.1.0.2.0-1.x86_64.rpm
「--nodeps」が依存性を無視して実行するオプションです。

Preparing... ################################# [100%]
Updating / installing...
1:oracle-instantclient12.1-sqlplus-################################# [100%]

こんなんが出てきてsqlplusとライブラリがインストールされます。






2.パスを通す

マシンの起動時にパスを読み込むようにするため、各ユーザーの設定ファイルに書いておきます。
export~でパスを通すと端末を再ログインした際にはその情報はクリアされてしまうので注意。

・home/ユーザ名/.bash_profile
の「# User specific environment and startup programs」の下あたりに以下を追加。


 ・export ORACLE_SID=接続するDBのサービス名
 ・export ORACLE_HOME=/opt/app/oracle/product/xx.x.x/dbhome_x(インストールしたverによって異なる)
 ・PATH=$PATH:$ORACLE_HOME/bin

この3つを追加して動いたので、とりあえずはこれで大丈夫なんじゃないかと思います。


上記を設定し終えたら起動してみます。


# sqlplus

SQL*Plus: Release 11.2.0.4.0 Production on Mon Aug 29 17:17:43 2016

Copyright (c) 1982, 2013, Oracle. All rights reserved.

Enter user-name:


でも、これだけではログインしようとしても「 ORA-12154: TNS:could not resolve the connect identifier specified」と言われてしまいます。
その対策は後半戦で。